スマートフォンやタブレットなどが流通するようになり、アプリの需要は高まる一方になっています。
流通し始めた当初はネイティブアプリが基本であり、開発もその一本の絞られていました。
そのため、スマートフォンのユーザーが増えるにつれてどの企業でも多くのエンジニアを起用して製品を効率的に生み出したり、新たにアプリ専門の事業を起こして自社製品を市場に送り出したりする傾向が強くなったのは確かです。
それに比例するようにエンジニアとしても人口が増えましたが、その状況は変化してきました。
ウェブアプリやハイブリッドアプリが登場してきたことにより、必ずしもネイティブアプリが最適ではないと判断されるようになったのです。
その結果としてアプリの性質に応じて適切な方法が選ばれるようになり、ウェブアプリやハイブリッドアプリの開発の担い手にシフトするエンジニアも増えています。
状況に応じてどの方法を利用するかが異なるため、人口で見ると上下動が激しくなりました。
しかし、アプリ開発全体としては着実に人口が増加してきています。
利用したいアプリがあるときにネイティブアプリを探すというユーザーの傾向は根強いため、中心軸となっているのは確かです。
そのため、ウェブアプリやハイブリッドアプリが台頭しても確かな立ち位置を確保しています。
とはいえ、エンジニアとしては個々の専門性の高さを生かす道を選ぶのが賢明であり、その結果としてどれを選ぶかが個々に異なるため、人口の変動が著しくなっているのが現状です。